やめたいのに、やめることができないことはありませんか?
「幸せになりなさい。それから食べなさい。食べることで幸せになろうとしてはいけない。」
「お金と引き寄せの法則」著:エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス 訳:吉田利子
中毒とまでは言えないけれど、日常でやめたいのにやめれないことはありませんか?
例えば
・買い物
・甘い物(ジャンクフード)
・タバコ
・アルコール
私は以前小麦粉中毒で、買い物中毒でした。借金を作るほどではないのですが、必要ないものまで買ってしまい、家の中には充分すぎる日用品などのストックが大量にあったり、同じような洋服や小物がクローゼットにぎっしり詰まっているような状態でした。
また小麦粉中毒に関してはパンや小麦粉製品ばかりを食べ、他の栄養素がないため消化できずに胃が痛くなったり、ストレスが溜まるとお腹がいっぱいなのにもかかわらず、口にクッキーを持っていき続け、結局は吐いてしまうというような状態でした。
その依存先が物にせよ、行為にしろ、健康な状態とは言えませんよね。
それはあなたを幸せにしていますか?
その状態が自分自身を幸せにしていたかというと、そうでもありません。
充分すぎるストックを買ってしまう時は、安いうちに買っておかなければ、次必要な時は安くないかもしれない、という根拠のない不安にかられています。その為、買った時は買えてよかったという安心感があるのですが、実際に家に帰ってみると、同じようなストックがいっぱいで片付ける場所がありません。
また、クッキーやパンを食べ過ぎてしまうということについても、食べた瞬間はストレスが解消されその瞬間は満たされたように感じるのですが、その後の後悔や体調のことを考えると、やはり幸せとは違うと思います。
その瞬間だけ幸せならそれでいいという考えもがあるかもしれませんが、私は継続的に幸せでいたいと思います。
前述の引用でもあるように買う行為、食べる行為自体が「幸せ」となるのなら、その行為がなくなると「幸せ」ではなくなってしまいます。
けれど、何をしていても、どの瞬間も「幸せ」でいたいと思いませんか?
中毒から抜け出すための一歩
「だからって、わかってはいるけれどやめることができない、やめれるものならとっくにやめている」
という声が聞こえてきそうです。
ただ、私もその渦中にいる時には、その状況が必要であり、まるでそこにある障害物を通過しなくては先には進むことができないように感じていました。
そこで、その障害物を通り越した後に一瞬の安堵と後悔が訪れる瞬間がやってきます。
その時に自分の行動を後悔し、ただ落ち込んでしまうのではなく、客観的に自分の行動を見ることをお勧めします。
決して、また同じことを繰り返してしまったと自分を責め立てて、自分は本当にダメだと思ってしまわないように。
そんなふうに思ってしまったら、ますますその「中毒」にはまっていってしまいます。
もちろん誰か別の人のせいにするのは論外ですが、自分がしてしまったことなのだから、その原因や理由も自分でみつけることができるはず、と別の視点をみつけましょう。
不思議なもので、見つめる視点を変えるだけで、気持ちに変化が起こる時もあります。
①原因をみつける
その中毒行為をしてしまうタイミングや始まった時期など共通していることをみつけ出し、原因を探っていきます。
②原因の改善方法、対処方法をみつける
原因や共通事項をみつけたら、それを取り除く方法を探していきます。
ここで、自分の力ではもうどうしようもないと思えるようになった場合は医療機関など、適切な助けを得れる場所を探していきます。
③環境を変える
職場のストレスや環境的なものであれば、それを改善するにはどうするか、極端な場合、転職なども選択肢に加えてみましょう。
もしもこうなったら….という自分の希望の環境を想像したときの気持ちの変化をみて、気持ちが楽になるようなら実行するにはどうするか、具体的に考えてみましょう。
間違っても高額なセミナーや教材などには手を出さないでください。
そういったものの多くは別の依存先を提供するだけで、根本的な改善の助けにならない場合がほとんどです。
別の助けが必要な場合は前述したように医療機関など公的な施設に相談するのが良いでしょう。
再度「引き寄せの法則」よりこちらの引用を。
「幸せになりなさい。それから食べなさい。食べることで幸せになろうとしてはいけない。」
「お金と引き寄せの法則」著:エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス 訳:吉田利子
コメント