【いくつもの世界遺産を抱える吉野山】登り進めるほどに新たな発見がある

旅行

山全体が世界遺産 吉野山

山自体が世界遺産に登録されている吉野山

吉野といえば、桜が有名だけれど紅葉も素晴らしい

また、吉野山の中にも歩きながら幾つもの世界遺産に訪れることができる

大阪から特急に乗っても1時間半ほど

地方や海外から来た人にとって便利な場所とは言えないが、訪れる価値のある所だと断然推している

ちなみに大阪や京都からも素晴らしい近鉄電車の観光列車に乗って、その道程を楽しむこともできる

ちなみに、私は近鉄電車の観光列車「青の交響曲」に乗り込むため吉野へ行くことにした

そして、ついでであった吉野山に魅了された

そうは言っても吉野に訪れるのは2度目

初めて吉野山に訪れたのは去年の夏であった

夏の吉野

夏の吉野山も美しい

うちの相方は温泉好きで、夏でも熱い温泉に入ることを厭わない

そして、昨年の夏に吉野にある老舗温泉宿に訪れたのだ

その時はもちろんオフシーズン

吉野山を巡るバスやロープウェイも営業が限られている

また、オフシーズンの観光地は開いているお店もまばら

いくつかの寺院に訪れることはできるが、ほぼ人影も少なく、寂しい雰囲気であった

その時は正直、あまり吉野山に対してなんの感情も抱くことはなかった

もちろん目的は温泉だったので、熱い温泉と美味しい食事を楽しんだので充分満足して吉野を後にした

吉野の源泉が楽しめる「吉野温泉元湯」お食事も美味しい

吉野と言えば確かに吉野葛は美味しいが、もとより淋しい所なのかという印象であったが、今回改めて観光列車の青の交響曲に乗るために行き先など調べていると、紅葉時期

はロープウェイも毎日運行など、以前とは違う雰囲気の吉野が見れるのかと思った

それならばと、紅葉時期にあわせて青の交響曲の指定席を取り、紅葉時期の吉野へ再訪することにした

(ちなみに桜や紅葉シーズンの近鉄の観光列車はチケットを取るのが容易ではない)

世界遺産の宝庫 吉野山

吉野山は登っている過程で幾つもの寺院があり、全く知識がなくても楽しめる

その中でも有名なところが金峯山寺蔵王堂(中千本)であろう

私たちも全くと言うほど世界遺産や吉野山について知識がないので、地図に世界遺産とマークのあるところに寄ってみたり、道中の途中にある美味しそうなものに足を止めたりした

吉野山の山中は、まるで古き良き日本の町に訪れたようなノスタルジックな気分に浸れる

中にはリノベーションされているお店もいくつかあるが、古都奈良のイメージを壊さないまま新しくなっている

そんな中で、少し離れたところにある水分神社(上千本)というところからの景色が絶景と鮎焼きのお店の方に聞き、片道1時間ほどの道のりを登っていくことにした

ちなみにこの鮎焼きの商店はロープウェイを降りたところすぐにあり、ロープウェイを降りてすぐに思わず立ち寄ってしまう芳しい匂いを漂わせている

味も匂いに劣らず美味しい

ロープウェイに降り立った時と山を下る前の2回結局食べてしまった

世界遺産 吉野水分神社

山中の道は舗装されているので、歩くのには問題ないが、上の方に行くほどお店や人影も少なくなっていく

駐車場は多くないようだが、自動車などでも登ることは可能

吉野水分神社は吉野山のかなり上方部分にある

途中で道に迷い諦めかけたりしながらも、翌日の筋肉痛を予感しながら何とか登って行った

登山をする人からするとこのくらいは散歩程度と言われそうだが、普段登山などに縁のない私たちのとっては舗装された道でも十二分に登山の気分

予感通り、翌日はとんでもなく身体中が筋肉痛になった

けれど、上がって行く途中で紅葉の絨毯のような道が広がっていたり、世界遺産を納得させる景色が上空に広がっている

ただ、登るに連れて強風になったりと天気が変わってくることにも驚いた

そして、たどり着いた世界遺産吉野水分神社(上千本)

神々しくそびえ立つ鳥居

天気が悪くなっていたこともあり、どこへ自分は迷い込んでしまったのかと思わせるような異世界の景色

ただ、やはり訪れる人が少ないせいか、あまり整備はされていないことも否めない

すごく勿体無い

これほどの歴史的な建造物が放置されているなんて

シーズンに関わらず、もっとたくさんの人が吉野に訪れて、離れた山頂にもバスなどで訪れやすくなれば何か変わるのかなと思った

そう思いだすと、吉野山自体がもったいない

京都のように、もっともっとたくさんの人々が訪れても良いほどの地なのにと惜しい感情が湧いてくる

もっと国内外問わず、たくさんの人が訪れてほしい

ただ心からそう思う

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