「スピリチュアル」とは何でしょうか?
私は「スピリチュアル」と聞くと、
●奇跡的なこと
●現実的ではないこと
こういったイメージを描いていました。
けれど、「人生を変える一番シンプルな方法 世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド」ヘイル・ドゥオスキン著 安藤理 監修 乾 真由美 訳 を読んで、考えが変わりました。
『セドナメソッドを使うことによって、真にスピリチュアルな体験を引き寄せ、その経験から新しい信念を持つことができた、という報告を受けています』(本文より引用)
これを読んで私は、「スピリチュアルな出来事とは、外の出来事ではなく、自分自身の心の変化なのではないのかと思うようになりました。
では、「セドナメソッド」とは何?
私の解釈で一言で簡単に言ってしまうと、「心にあるものを解放する」ということです。
誰にでも心の中にある思いや過去の出来事にまつわる考えがあるのではないでしょうか?
それが事あるごとにトラウマのように記憶から蘇り、悲しい気持ちになったり、怯えたり、また楽しいことを思い出せば心が軽やかになったりもします
けれど、人間の脳の防御機能の働きとして悲しいことや恐怖感を覚えた感情の方が鮮明に蘇ってしまいます。
そこで「セドナメソッド」では、そんな思いをどのように解放するのか、ということを教えてくれるのです。
“過去”の思いは捨てられないのか?
以前、私はたくさんの自己啓発本や成功メソッドが書かれた本、また脳科学について書かれた本などを数え切れないくらい読みました。
けれど、それを実行しようとしても過去の思いにとらわれている自分に気がつき、それを「どうしようもない」ことだと思っていたのです。
「過去は変えられない」「記憶も自分のどこかに残っている」と思っていました。
けれど「セドナメソッド」では、思っていることや考えていることは、自分自身ではない、それはコントロールすることができる、その方法が「セドナメソッド」だと言っています。
“思い”を解放する方法とは
解放する方法はとてもシンプルで、まず自分の今の感情と向き合い、その感情の存在を認め、そして、自分自身にその思いを手放すかどうか?と質問します。
そしてそれに「はい」と答え、手放すだけです。
全く、簡単すぎて嘘のようなメソッドなのですが、私はそれを実行していくうちに心の中が軽くなっていくような気がしてきました。
まるでごちゃごちゃしてしまった部屋を片付け、不要なものを捨てた時のような感覚に似ているのです。
そして、次に湧き上がる思い
よく成功メソッドでは、ポジティブな考え方に変えようと説かれています。
「頭ではわかっている」けれど、どうしても別の考えや思いがよぎってうまくいかない、ということを経験したことはありませんか?
私にはたくさんそういった思いがありました。
だからこれまでは、考え方を変えたくても変えれないことを「どうしようもないこと」と諦めていたのです。
けれど、これも「セドナメソッド」でいろんな思いを解放してから気づいたことなのですが、解放していくうちにいろんな新しい考えや思いが自分の中から湧き上がるようになったのです。
まるで新しいスペースができたかのように、自然と違う考え方ができるようになっていきました。
これらの私の経験は全て主観でしかないので、興味が出た方は是非本を手にとってみてください。
(私が持っているのは新版ではないので表紙のデザインが違います)
引用:「人生を変える一番シンプルな方法 世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド」ヘイル・ドゥオスキン著 安藤理 監修 乾 真由美 訳
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